2011年11月6日日曜日

実用書が続々と

先日A山よりアナウンスがありましたように、技術評論社第3・第4編集部より、新しく趣味実用の「COMODO」シリーズが刊行になりました。

小社では、所属編集部の枠にとらわれずプロジェクトごとにチームが作られ(A山とA藤は組織上は別の班に所属)、人によっては複数のプロジェクトに参加していたりするのですが(複数のポジションをこなすことを要求される現代サッカーのように)、A山は「チーム生きる」に参加しつつ単独で「COMODO」をスタートさせるという、左サイドバックとワントップのフォワードを兼任するみたいなありえへんマルチポジションをこなすプレイヤーです。

A藤は、本は基本的に実用的なものだと考えています。小社のメインストリームであるプログラミング書やソフトウェアの解説書、スマホのトリセツなどと同様、哲学・思想書、宗教書から時事的なコラムなども「知性にキックを入れ」たり、新しい世界に目をむけさせてくれることにおいて実用的なものであると考えて、「生きる技術!」を編集しています。

そうした「実用的知識」の伝え方は多彩であるべきであり、その手法においては工夫がこらされるべきであるとも考えます。その意味において、「COMODO」と「生きる技術!叢書」は、一見脈絡ないようでいて実は地下茎でつながったものです。この地下茎が、どこまで広がっていくものか。両シリーズとも、ご愛顧のほどよろしくお願いする次第です。