加藤則芳著『ロングトレイルという冒険 歩く旅こそぼくの人生』をご紹介いただきました。
評者はモデルのKIKIさん。
『ロングトレイルという冒険』は、数々の縦走を歩破してきた著者がロングトレイルへの強い思いとその醍醐味を写真とともに紹介し、森へ荒野へといざないます。
同時期に平凡社より刊行された『メインの森をめざして-アパラチアン・トレイル3500キロを歩く』(写真左)は、アメリカ三大トレイルのひとつ、バックパッカーの聖地アパラチアントレイルを歩破した記録。600ページを超える大ボリュームのノンフィクションで、著者の背中を追いながら歩く気分を味わえる一冊。
どちらも、ロングトレイルの愉しみや奥深さを伝え、ジョン・ミューアやソローをはじめとするアメリカの自然思想の根幹とトレイル文化のかかわりを知ることができます。
ぜひ、あわせて一読ください。
加藤則芳さんは、バックパッキングの第一人者として、またネイチャー・アウトドアライターとして、国内外のアウトドア、国立公園、自然保護、そしてロングトレイルなどをテーマに数多くの著作を上梓されてきました。
現在、重い病と闘いながらも日本でロングトレイルをつくるプロジェクトを積極的に進められています。
活動報告は以下のサイトでご覧ください。
●加藤則芳 ロングトレイルを行く -- 管理者:家人
●Backpacker's almanac
(編集部・A山)