2012年1月16日月曜日

『メディア化する企業はなぜ強いのか?』重版決定いたしました

昨年12月はじめに発売いたしました、小林弘人著『メディア化する企業はなぜ強いのか?』の重版が決まりました。皆様のご愛顧に感謝いたします。
本書については、すでにブログなどでいろいろご紹介いただいておりますが、そのうちのいくつかを以下にまとめさせていただきます。

Z会寺西隆行さん 「和顔愛語 先意承問」
「マーケティング」や「Web」の視点で、僕のブログを「学び」の対象としてご覧戴いている方!久々に強制します、「これ、買えっ!」と(笑)


広瀬幸泰さん 「オルタナティブ・ブログ」
メディア化戦略は、真の意味で市場に自分の身を置いた立場でものを考えることを要求するものになるのだと思う。


中原淳さん 「nakahara-lab.net」
日常的に、企業・組織が「メディア」として、自らの存在意義・レゾンデートル、メッセージを発信し、ユーザーの中に「共感」を生み、そこで生じた水平的な人的集合(コミュニティ)の中で、循環的な生産 - 消費活動を可能にすることが求められている、ということなのだと思います。それは否応なく - つまりは経営者や広報担当者が望むと望まないとに関わらず - 近い将来の「経営課題」になると、僕は思います。


gamellaさん 「フューチャーインサイト」
まぁ、そんな訳で、この本を読むことで、企業の広報担当が学べることといえば「ソーシャルメディアマーケティングで劇的な効果を上げる」と、言ってくる怪しげな人or企画にだまされないで済む、という点に尽きるかと思います。


rashitaさん 「R-style」
冒頭に企業向けのマーケティング戦略の本であると書いたが、本書はこの企業を「個人」に置き換えて読むこともできる。というか、私は一応「個人」で生計を立てているのでその視点で読んだ。


tokurikiさん 「tokuriki.com」
そういう意味でこの本は、自社のメディア化の可能性について真剣に考えたい方には、参考になる点が多々ある本だと思います。


さらにツイッターでもさまざまなご高評をいただいておりますが、なかでも驚いたのは、大阪にある劇場寺院「應典院」の代表、秋田光彦さんによる以下のツイート。
https://twitter.com/#!/mitsuhikoakita/status/157110628417413121

檀家がいない、お葬式をしない、鉄とガラスとコンクリートで出来た劇場寺院として知られ、演劇・映画の上演・上映、講演会、コンサートなどの催しを積極的に行っている「應典院」の代表に、『メディア化する企業~』を読んでいただけたとは、うれしい驚きでした! やはりメディア化の波は、企業だけにとどまらないようです。

また紙媒体でも、「日経ビジネスアソシエ」2012年2月号、「東京IT新聞」2012年1月17日号で、それぞれご紹介いただいております。「日経ビジネスアソシエ」のほうは、短評ながら、東京R不動産スタッフによる『だから、僕たちはこの働き方を選んだ』や、気鋭の歴史学者 與那覇潤さんの『中国化する日本』と並んでの紹介がうれしいです。




 「日経ビジネスアソシエ」(上)と「東京IT新聞」(下)


などなど、発売1カ月を経て反響が広がりつつあります本書、未読の方もぜひ書店でお買い求めください。