2012年2月3日金曜日

小林弘人さんと林千晶さんのイベント PUBLIC TALK #1[パブリック×シェア]

さる2月1日に、OpenCUとNHK出版主催によるトークイベント、『PUBLIC TALK #1[パブリック×シェア] 小林弘人×林千晶』が行われました。

『フリー』『シェア』に続く監修書として『パブリック』を、さらに自著『メディア化する企業はなぜ強いのか?』を著した小林さんと、ロフトワーク代表にしてクリエイティブ・コモンズ アジア責任者の林さんのお二人で、いまやインターネットだけではなく、ビジネスや社会制度の面においても大きな潮流となりつつある「シェア×パブリック」の可能性について、存分に語り合おうというイベントです。

ちょっとアルコールも入りつつのカジュアルスタイルのイベントでしたが、日欧のパブリック感の違い(日本だとパブリックは"お上のもの"だが、欧米では"わたしたちのもの")、法人も個人のレベルまで目線を下げパブリック化していくべきであろうこと、オープンガバメントの事例、モノからモノ以外のもの(時間や責任など)へシェアの輪はひろがるだろうというお話、シェアとは自分を拡張することであること、……など、示唆に富むお話が聞けてたいへん有意義でした。

当日の様子はUstreamでもアーカイブされていますので、ライブでご覧になれなかった方もぜひチェックなさってはと思います。
まとめサイトや、感想・レポートの共有ページも用意されています。