2012年5月11日金曜日

インフォバーンCEOの小林弘人さんが、一橋大学大学院の楠木建さんと対談


インフォバーンCEOの小林弘人さんが、一橋大学大学院の楠木建さんとの対談で、日経ビジネスオンラインに登場されています。
今回の小林さんのお相手は、16万部突破のベストセラーとなった本格的な経営書『ストーリーとしての競争戦略』を著した一橋大学大学院の楠木建教授。楠木先生が監修を務められた『リアルタイム・マーケティング──生き残る企業の即断・即決戦略』の発売に合わせて企画された対談です。

【特別対談】一橋大学大学院の楠木建さん×インフォバーンCEOの小林弘人さん
上司説得型」を脱し「リアルタイム」で意思決定できる組織を
「期待マネジメント」こそが、行き詰まりを打破する切り札


「上司説得型マーケティング」には苦笑しつつ、ここで言及されている「期待マネジメント」の考え方が、個人的には非常に参考になりました。
会社員としてのミッションを意識しつつ、個人の立場でソーシャルメディアの活動を細々と続けているA藤としては、過度なあおりにも走らず、かといって凡庸でもない、意外性のあるレトリックで自分のプロダクトをアピールしていくべきであること、再認識できました。以下のようなトリガーワードが刺さります。

過度事前期待をあおるやり方よりも共感を育むかたちのコミュニケーションを
期待の逆張りによるイノベーション
「こいつはダメだな」と思わせておいて、そこそこの実績を出すから見直される
ソーシャルメディアと期待マネジメントはセットで考えなきゃいけない
期待を上げようとして、逆に客を失望させてしまう、期待マネジメントの失敗例

業種にかかららず、企画・マーケティングに携わる方々に、ぜひご一読をおすすめいたします。
生きる技術!叢書では、近々、ウェブマーケティングの最新理論をかみくだいてお伝えするプロジェクトをスタートさせる予定でおりますので、乞うご期待です。