2012年7月21日土曜日

『ソーシャルファイナンス革命』出版記念連続イベント第2弾!

 投資ファンドのプロフェッショナルとして、またNPO Living in Peaceの代表として活躍中の慎泰俊さんの著書『ソーシャルファイナンス革命』が好評発売中。その出版記念イベントとして連続トークセッションが予定されていますが、先日お伝えした2つのイベントに引き続き、近々行われる2つのセッションについてお知らせです。





★「トップランナーが語る金融の今とこれから」
◎8月2日(木) 19:00〜21:30 SHIBAURA HOUSE(東京都港区芝浦3-15-4)にて

岩瀬大輔さん(ライフネット生命 代表取締役副社長)、功能聡子さん(ARUN代表)、妹尾賢俊さん(maneo 代表取締役社長)をまじえてのトークセッションです。
"大人気を博した「ソーシャルな金融セミナー」から2年。ソーシャルとウェブによって変わっていく金融の今とこれからについて、それぞれの分野のトップランナー達が語り合います!" とのこと。お申し込みはこちらまで。会場では『ソーシャルファイナンス革命』のサイン即売会も予定しております。


★「フラット化した世界の生き方」
◎7月27日(金)20:00〜21:30 都内六本木周辺某所にて

こちらは、先日話題を読んだ「よるヒル超会議」の続編とも言うべきイベント。石倉洋子さん(慶応義塾大学教授)、倉本由香利さん(コンサルタント兼ブロガー)、佐々木俊尚さん(ジャーナリスト)を迎えてのトークセッションです。
"技術進歩を背景にしたグローバリゼーションは留まるところを知らず、今まで以上のリアリティを持つ時代になりました。日本をはじめとする現先進国のGDPが、新興国に追い抜かれる時代ももうすぐそこに見えています。そんな中、私たちの所属する国、組織、コミュニティも大きな変化を余儀なくされる時代が訪れています。世界がよりフラットなものになるこの時代は、この半世紀で経験したことがなかったような不安定なものになるかもしれません。そのような時代に個人がどのように生きていくべきかについて、4人のゲストをお招きしてディスカッションします。" とのことです。お申し込みはこちらまで。

さらに8月後半にも、都内の書店さんでの連続トークセッションも準備中です。近日中にこのブログにてアナウンスいたしますので、よろしくお願いいたします。


藤井聡先生のトークショーの模様が公開されました


去る6/28、紀伊國屋書店新宿南店「ふらっとすぽっと」における、藤井聡先生『プラグマティズムの作法』重版記念トークショーの動画が、紀伊国屋さんのご厚意により公開されました。1時間弱と、少々長い画像ですが、当日いらっしゃれなかった読者の方々も、ぜひご覧ください。京都人なのになぜかべらんめぇ調の藤井節が満喫できる痛快な内容です。同じ動画は、ニコニコ動画でも配信中です。




2012年7月9日月曜日

『プラグマティズムの作法』について、中野剛志先生より推薦文をいただきました

ご好評いただいております、藤井聡先生の『プラグマティズムの作法』、重版も出来上がりまして絶賛発売中です。
今回の重版にあわせ、中野剛志先生より推薦文をいただきました。中野先生は、この5月まで、京都大学で藤井先生と同じ研究室に在籍、「レジリエンス研究ユニット」として基礎研究および具体的な政策提言を進めておられた、いわば同志とも言うべきお方です。
 では、中野先生の推薦文をどうぞ。


『プラグマティズムの作法』を推す
中野剛志

この二十年間というもの、「閉塞感」という言葉を聞かない日はない。確かに、日本は、政治も経済も社会も文化も、会社も学校も親戚づきあいすらも、すべて、閉塞感に覆われている。これまで何度も、「閉塞感の打破」を目指して、もっともらしい改革が提案され、実行されてきた。しかし、逆に閉塞感は深まるばかりだ。

ここまで病膏肓に入ると、日本人の精神や思想が、根本のところで、何か大きな間違いを犯していると考えるしかない。

その根本問題を、藤井聡教授は、ずばり「プラグマティズムの不足」だと診断する。そして、日本中を覆う閉塞感の迷路から抜け出る「導きの糸」として、「プラグマティズムの作法」を提示する。
その作法とは、一つに、目的を見失わないこと。そして二つに、お天道様に顔向けできないような振る舞いはやめること。

「なんだ、それだけのことか」と言うなかれ。それだけのことが、いかにできていないことか。

本書があげる多数の具体例を読めば、賢明なる読者であれば、心当たりがあるはずだ。そもそもの目的を忘れ、目先の利益や形式に異様に執着し、しまいには周囲の人々を巻き込んで、閉塞感の檻の中に閉じこめる。そんな振る舞いが、企業でも、学界でも、政治でも、行政でも行われている。その無数の積み重ねの結果が「失われた二十年」だ。

デフレ不況、世界的な経済危機、大震災、政局の混乱……。日本はさらに「閉塞感」の雲に覆われている。だが、この暗く厚い雲を振り払うのに、「抜本的構造改革」も「維新」もいらない。それらはむしろ閉塞感の原因なのだ。やるべきことは、我々一人一人が常識に立ち返り、今一度、自分の行動の目的が何か、それがお天道様に顔向けできるものか、問い直しながら、日々の具体的な問題を解決していくことだ。

この易しいようで難しい作法が、これ以上ないわかりやすさで書かれている。本書自身が、プラグマティズムの作法を実践しているのである。


2012年7月2日月曜日

新刊『わたしらしさのメイク』(鈴木紀子・監修)のお知らせ


COMODOシリーズに新刊、
わたしらしさのメイク』が加わります。→詳細は【こちら】

7月4日(水)から全国書店発売予定です。

「洋服は気分次第で変えるのに、メイクは同じ」
そんな心当たりのある方に読んでほしい。

メイクもファッションの一部と考える、あたらしいメイクの本。


『わたしらしさのメイク』 監修・ヘアメイク 鈴木紀子



今回の内容は、
COMODOケアブック好評発売中! そして新刊は「メイク」???
にも書きましたが、大人のための「実践的・自分らしいメイクをつくるアイデア集」です。






「メイク」というと、スキンケアのあと、日焼け止めまたは下地、ファンデ、アイメイク、アイブロウ、マスカラ、チークのフルメイクというステップがいつのころからかしみついています。

だけど、だれもがその順でやる必要があるのだろうか? そこをうたがうところからスタートしました。


監修の鈴木紀子さんは、この企画の相談をした際、
洋服やその日の気分で好きなように組み合わせたらおもしろい」し、
こうしなければいけない、なんてなく、自由にしたらいい」とお話くださいました。


この本は、それら固定概念をイチから見直す、ちょっと変わったメイクの本です。

たとえば、こまかなハウツーはほとんど記していません。
それは、どのメイク道具も使い方が記載されていて、基本的にはそのとおりに使えばよいから。
そのため、この本ではいつもの道具を使って、普段と異なる顔がつくれるよう、ポイントを重点的に紹介しています。


大人だからできる真っ赤なリップ
目の存在感をぐっと出すキャッツアイ
自分の顔をフルメイクで盛らずとも、生かすポイントを出していけば、おのずと個性が引き立つメイクを作ることができるのです。
ほかにも、メイクを知るための「肌のメカニズム」や「メイクの歴史」などさまざまなトピックをとりあげました。

「ワンポイントメイクのコツを知りたい!」
「この夏、できるだけナチュラルメイクで過ごしたい!」 、
そんな人にもおすすめできるメイクの本です。