2013年11月12日火曜日

「山伏と観音」坂本大三郎×畑中章宏トークイベント、今週末(11/16)です!

山伏ノート』の坂本大三郎さんと、「ほぼ日」などでもおなじみ、多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員の畑中章宏さんとのトークイベント、
いよいよ今週の土曜日(11月16日)に迫ってまいりました。
ご予約がまだの方はぜひ!

詳細は以下のとおりです。

坂本大三郎×畑中章宏
山伏と観音――日本の聖地と遍歴するもの

「山伏」「修験」「権現」「勧進」「感得」「役行者」……。どこかで聞いたことがあるけど、実際は何ものなのか、何ごとなのか?
日本の神社や寺、聖地を考える時、民間宗教者だったヒジリを抜きにして考えることはできない。
山伏ノート』(技術評論社)の著者である坂本大三郎と『津波と観音』(亜紀書房)を刊行した畑中章宏が、聖地とヒジリについて縦横に語り合う。

【出演】
坂本大三郎
畑中章宏

【日時】
2013年11月16日(土)
15:00~17:00 (14:30開場)

【場所】
本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
※ご予約はこちらから
http://bookandbeer.com/

【入場料】
1500yen + 1 drink order

2013年10月28日月曜日

「山を読む、二日間」レポートがコロカルに

以前、少しお伝えしました山形県の肘折温泉でのイベント、「ひじおりの灯2013」スタディツアー『山を読む、二日間』の詳しい様子が、Local Network Magazine「コロカル」のサイトで紹介されています。
ご興味のある方はぜひ!

Local action「山を読む、二日間」前編

2013年10月24日木曜日

坂本大三郎×畑中章宏によるトークショー!下北沢B&Bにて

『山伏ノート』の刊行を記念したイベント第3弾は、「山伏と観音」と題した、畑中章宏さんとのトークショー。日本の文化の底に横たわる深いお話が聞けるのではないかと思います。

詳細は以下のとおり。

坂本大三郎×畑中章宏
山伏と観音――日本の聖地と遍歴するもの

「山伏」「修験」「権現」「勧進」「感得」「役行者」……。どこかで聞いたことがあるけど、実際は何ものなのか、何ごとなのか?
日本の神社や寺、聖地を考える時、民間宗教者だったヒジリを抜きにして考えることはできない。
『山伏ノート』(技術評論社)の著者である坂本大三郎と『津波と観音』(亜紀書房)を刊行した畑中章宏が、聖地とヒジリについて縦横に語り合う。

【出演】
坂本大三郎
畑中章宏

【日時】
2013年11月16日(土)
15:00~17:00 (14:30開場)

【場所】
本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
http://bookandbeer.com/

【入場料】
1500yen + 1 drink order

2013年10月10日木曜日

坂本大三郎『山伏ノート』刊行記念イベント第2弾!原宿VACANTにて

6次元での「山伏ナイト」に続き、2013年10月16日(水)  坂本大三郎さんの『山伏ノート』刊行記念イベントが、原宿VACANTで開催されます。

概要は以下のとおり。

その昔、鬼とよばれた山伏の祖先が営んだ家業は「風呂屋」でした。日本の「風呂」はかつて、洞窟などを使った「蒸し風呂・サウナ」のことを意味し、そこから様々な文化が生まれてきました。山伏が暮らした土地にはいまでも温泉が残り、洞窟は聖地とされていることが多いです。そんな「蒸し風呂・サウナ」を巡ってサウナにとりつかれ日本サウナ・スパ協会が認定する「サウナ大使」として活躍するタナカカツキと「北海道上富良野町のPR大使」の池田晶紀と「山伏」の坂本大三郎が繰り広げるムシムシなフロトーク。

出演:
坂本大三郎(イラストレーター、山伏)
タナカカツキ(漫画家、映像作家)
池田晶紀(写真家)

時間 OPEN 18:45 / START 19:30
場所 VACANT (原宿) 03-6459-2962
Ticket:
Adv (前売り) : ¥1,000
Door (当日) : ¥1,000
予約:
booking@n0idea.com

お風呂はいかなる文化を育んできたか、ムシムシと熱気の伝わるトークをお楽しみください。

2013年10月7日月曜日

「山伏ナイト」@6次元、今週10月9日(水)19:30~です

2013年10月9日(水) 
「山伏ナイト~ものづくりの前近代と未来~」
坂本大三郎(イラストレーター/山伏)×佐藤直樹(ASYLアートディレクター)
『山伏ノート ~自然と人をつなぐ知恵を武器に~』(技術評論社)出版記念対談


『山伏ノート』の著者である坂本さんと、『山伏ノート』の装丁を手がけていただいたASYL(アジール)の佐藤さんによる、出版記念ものづくり対談。

いよいよ今週となりました!
場所は、荻窪のブックカフェ「6次元」。

詳細、ご予約は以下をご覧ください。みなさまのお越しをお待ちしております。

場所:6次元 
時間:19:00開場 19:30開演
入場料:1500円(ドリンク付)
予約:件名を『山伏ナイト』とし、お名前、人数、
お電話番号、を明記の上、rokujigen_ogikubo@yahoo.co.jp まで。

2013年10月4日金曜日

「山伏ノート」坂本大三郎さん10/14~17日、bayfm78に登場

先日、『山伏ノート』を読んでくださった千葉を拠点としたFM局bayfm78のプロデューサーから連絡があり、著者である坂本大三郎さんのインタビュー(収録)が行われました。


インタビュアーは、西本淑子さん。
「えー、かえるとかへびも食べるんですか!?」 など、インタビューの感想は
こちらブログをご覧ください。「西本淑子のボイスブログ

放送は10/14(月)~17(木)の午前11時53分~「Love Our Bay」にて。
お近くの方は周波数を、遠くの方はradiko でチャンネルを合わせ、ぜひお聞きください。

2013年10月3日木曜日

山中とみこさん 展示のお知らせ


好評発売中、『身軽に暮らす』(石川理恵 取材・文)にご登場いただきました服飾作家・山中とみこさんの[CHIKU+CHIKU5/31]のグループ展が東京・板橋の「gallery fudoki」で開催中です。

定番の形はじめ、アンティークリネン・コットンの一点ものの衣服の販売など。
ぜひお近くの方は足を運んでみてください。

●詳しくはこちらへ gallery fudoki

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※終了しました

[CHICU+CHICU5/31]
「図画・工作の時間」最終章
山中とみこ × 小林寛樹 × 松山美紗

2013/10/3(木)~9(水)11:00~19:00(最終日は17:00)

[おいしい便]
3日  tocoro cafe 珈琲とおかし / cimai パン販売
5日  すみやの出張食堂



場所 fu do ki 
〒174-0043 
東京都板橋区坂下3-8-6 
tel:03-3966-7170

坂本大三郎×青野利光 食育ワークショップ 「食のレッスン」開催

10月6日(日)13:00より、下北沢のブックカフェ「ピリカタント書店」で、食育ワークショップ 「食のレッスン 」が開催されます。

山伏ノート』の坂本大三郎さんと、『SPECTATOR』編集長、青野利光さんによる、食べること、生きること、そしてその循環について、自然と近しく生きる知恵をめぐるお二人のトークと、生きているニワトリを解体し、その命をいただくワークショップです。

お申し込み、詳細はピリカタント書店まで。
http://pirkatanto.com/

2013年9月30日月曜日

「山伏ナイト~ものづくりの前近代と未来~」(10/9)のご案内など

坂本大三郎・著『山伏ノート ~自然と人をつなぐ知恵を武器に~』の発売を記念して、先日(9月26日)紀伊國屋書店 新宿南店3階のイベントスペース〈ふらっとすぽっと〉にて、『山伏ノート』の著者、坂本大三郎さんよるSUPERワクワクライブトークが開催されました。

 I東の拙い司会で、SUPERワクワクライブトークというには、程遠かったかもしれませんが、坂本さんのほのぼのイラスト入りサイン会で、みなさまご満足いただけたのではないでしょうか? とにもかくにも会場にお越しいただいたみなさま、本当にありがとうございました。

また会場にお越しいただけなかったみなさまも、 後日、動画がアップされる予定ではございますので、紀伊國屋書店のサイトでチェックしてみてください。

詳細はこちら
坂本大三郎さんライブトーク






続いては、今後の予定です。

2013年10月9日(水) 
「山伏ナイト~ものづくりの前近代と未来~」
坂本大三郎(イラストレーター/山伏)×佐藤直樹(ASYLアートディレクター)
『山伏ノート ~自然と人をつなぐ知恵を武器に~』(技術評論社)出版記念対談


な、な、なんと、坂本さんと、『山伏ノート』の装丁を手がけていただいたASYL(アジール)の佐藤さんによる、出版記念ものづくり対談です。場所は、荻窪のブックカフェ「6次元」。

詳細、ご予約は以下をご覧ください。みなさまのお越しをお待ちしております。

場所:6次元 
時間:19:00開場 19:30開演
入場料:1500円(ドリンク付)
予約:件名を『山伏ナイト』とし、お名前、人数、
お電話番号、を明記の上、rokujigen_ogikubo@yahoo.co.jp まで。

2013年9月17日火曜日

COMODO『身軽に暮らす』のお知らせ その5


台風が過ぎたあとの公園には、早くも銀杏の外皮の香り。
朝方はちょっと肌寒く、秋の気配が感じられるようになってきましたこの頃ですが・・

好評につき、
『身軽に暮らす』4刷決まりました!

手にとっていただいた読者の方々、ほんとうにありがとうございます。

書店様向けに以下のようなPOPもご用意しておりますので、
よろしければ弊社販売促進部までご一報ください。
パネルも準備中です。

(上)ご登場いただいた方々のターニングポイントVer.(下)紙面から日々の風景を想像していただくVer.です。













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いそいそと秋冬ものとの入れ替えをはじめる季節。

衣替えや衣類の保管におすすめ・同著者の石川理恵さんによる『10年着るための衣類ケアブック』もぜひともご覧ください。



・ 夏に汚れた白シャツやTシャツの扱い
・  防虫のコツ
・ 型崩れしない干し方 たたみ方

  などなど満載です。


こちらも秋口のおすすめ本として、フェア展開を予定しております。

2013年9月8日日曜日

COMODO『身軽に暮らす』のお知らせ その4


つい先日、制作にかかわっていただいた方への感謝を込めて書籍発売のお疲れさま会を開きました。

すべての方の都合を合わせることは難しかったのですが、和気あいあいと最近どうしているか、これから考えていることなど、お話する夏の終わりの楽しいひとときとなりました。


本書にご登場いただいた方の「身軽な暮らし」はこれからも続いていきます。

イベントなどはこちらでお知らせすることもありますが、
下に個人で情報を発信されているURLをまとめさせていただきました。
ぜひのぞいてみてください。

◇◆◇◆

吉本由美さん 『吉本由美のこちら熊本!』


山中とみこさん 『chicuchicu5/31』 (2013年10月に展示会を予定されています)


内藤三重子さん・鎌田豊成さん 『HAND &SOUL』


枝元なほみさん 『チームむかご』


そして、著者の石川理恵さん 『ひよこまめ書房』



本書でご登場いただいた枝元なほみさんのご自宅にてお疲れさまの会。ご縁あってお願いした「すみや」さんのケータリングとご予定あって参加いただけなかった食堂アンチへブリンガンのおふたりからの差し入れ
(撮影はわたしのスマホで一瞬で撮ってくださったカメラマン・永田智恵さん)

2013年8月22日木曜日

『山伏ノート』が発売になりました!

今週より、いよいよ坂本大三郎・著『山伏ノート ~自然と人をつなぐ知恵を武器に~』が、謎めいたカバーイメージで発売開始となりました。山の上に5つのタマがぐるぐるとしているようにもみえますが、ヨコにしてみるとまた違った印象にもなります。いったい何なんでしょうか? ぜひ、本文を読みながら、いろいろと想像してみてください。イラスト(版画)部分は、実際のカバーでは、黒箔押しとなっており、手触りなども含め楽しんでいただければと思います。



先日、山形県の肘折温泉で「ひじおりの灯2013」スタディツアー『山を読む、二日間』(8月10日、11日)が開催されました。そちらの会場で、本書の先行発売が行われましたが、おかげさまでご好評いただき、多くの方に手にとっていただくことができました。





ひじおりの灯」は、今年で7回目を迎えるアートプロジェクトです。肘折地区と東北芸術工科大学の協力により、温泉郷の宿屋や商店の軒先に、美しい灯篭のあかりがともります。学生さんたちが製作した灯篭に加え、今年は、招待作家として、坂本大三郎さんの灯篭も吊るされました。湯治客の方々も、あかりのともる夜には、街のなかを歩きながら、灯篭にこめられた物語を楽しんでいる様子でした。(I東)







2013年8月16日金曜日

COMODO新刊、『身軽に暮らす』のお知らせ その3


(9/8追記

『身軽に暮らす』 3刷決定です。


発売から2週間ほど経ちまして、2刷分の配本がこれからというところで、さらに重版が決まりました。

お買い求めいただき、ほんとうにありがとうございます。
と、ご覧いただいている読者さまへの感謝と
著者の石川さん、よかったですね。

本書の趣旨や企画意図はストレートに届くだろうか? という不安をいっしょに抱えながらごりごり執筆される合間にタイトルやコピーを考え、ようやく形になり・・・・・手にとっていただけているという実感がすこしずつでてきました。


というわけで。
関連したイベントも企画しはじめておりますので、 この暑さがやわらぐころにまたお知らせできれば。書き流しとなってしまいましたが、A山でした。

本書のお知らせその1][その2もぜひご覧ください。


2013年8月5日月曜日

COMODO新刊、『身軽に暮らす』のお知らせ その2


『身軽に暮らす ――もの・いえ・仕事、40代からの整理術』(石川理恵 取材・文)

発売から約1週間、
さまざまな方から感想や共感をいただきまして、 めでたく重版の運びとなりました。
本書の紹介その1は【こちら

 「できるだけ身軽に生きて、臨機応変に対応していく」
 ――そんな暮らし方がこの時代に求められているのかもしれません。

Part.1「身軽な人の暮らしレポート」に登場する方々は、
はじめから身も心も軽やかだったわけでなく、迷いながら、考えながら、自分を探ってこられました。

そのなかで、60代で故郷に帰る決断、40代で未経験からお店をはじめる心意気、40代で仕事を辞め、生活をリセットする思いきりはじめ、いくつかの転機を繰り返し、常にあたらしいことに取り組まれています。

登場する方は

・吉本由美さん(エッセイスト)
・山中とみこさん(服飾作家) 
・大久保紀一郎さん、美津子さん(食堂アンチへブリンガン店主)
・枝元なほみさん(料理家)
・内藤三重子さん(イラストレーター) 
・山崎陽子さん(編集者)

そして、Part.2「ヒント集 身軽に暮らす実践」では、

・持ちものをどのように整理するか? 思い出をどう持つか?
・整理したあとの減らし方は?
・家族とどんな関係を築くか? どう見送るか?

の<3つの実践>を実例をもとにさぐっていきます。


『自分にとっての「身軽」ってなんだろう?』 を思索する一助として、
ぜひ、店頭にてお手にとってご覧ください。

編集部A山でした!

2013年8月2日金曜日

『山伏ノート ~自然と人をつなぐ知恵を武器に~』発売間近

全国「生きる技術!叢書」ファンのみなさま、こんにちは。編集部のI東です。
A藤から当シリーズを引き継いだ後、編集部のかたすみで爪に火をともしながら製作しておりました書籍がようやく完成間近となりましたので、ご案内させていただきたいと思います。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、山伏として、イラストレーターとして、また文筆家としても活躍されている、坂本大三郎さんの新刊になります。昨年発売され、各方面で注目された『山伏と僕』(リトルモア)に続く、第二作目となります。
タイトルは、
山伏ノート ~自然と人をつなぐ知恵を武器に~
です。

てもとにカバーの色校がありますので、ちょっとみてみましょうか。
















 実物をみていただければわかると思いますが、前作に負けず劣らず素敵なイメージに仕上がっています。装丁は本シリーズではおなじみのASYL(アジール)。カバー画は坂本大三郎さん自らの手による版画です。

発売は8月20日になりますが、いち早く手にしたいという方には朗報があります。
7月27日から開催される『ひじおりの灯』の会期中、8月10日に行われるトークイベントにて、先行販売をおこないます。お時間があればぜひ。
ひじおりの灯 http://hijiorinohi.com/

内容についてもいろいろお伝えしたいのですが、今日はこんなところで。

I東

2013年7月10日水曜日

COMODO新刊、『身軽に暮らす』のお知らせ その1



COMODOシリーズの最新刊は7月30日に発売が決まりました!

ご好評いただいた小社刊
『10年着るための衣類ケアブック』を執筆された石川理恵さんの最新刊となります。

正式なタイトルも決まりましたので、ご案内しますと

『身軽に暮らす ――もの・家・仕事、40代からの整理術』

いわゆる「身軽」というと、持ち物処分だったり、その後の収納方法だったり、「捨てる」ことですっきり! というテーマや「ものを持たない人の暮らしぶりはどんなもの?」などの内容に思われるかもしれませんが、この本での「身軽」は、ものだけでない身軽さをあらわします。

仕事のこと、家族や親のこと、家のこと、病気のこと……、
年を重ねるほど、身体的にも精神的にも荷物は増えていくもの。

自分なりの折り合いをつけて暮らしていきたいと思いながらも、外へ向かう気持ちや環境を変えようとする姿勢がなくなってしまったり、ひるんだり、まわりと比べてしまったり。

思い当たることがひとつやふたつだれでもあるのではないでしょうか。


状況を打開すべく、一歩を踏み出せるようなアイデアや考え方がほしい、そんな方におすすめの一冊です。

本書のコンセプトは、

「身軽でいれば、いつでも新しいことがはじめられる」。

  ・シンプルに物事を考える「身軽さ」
  ・年齢を重ねてから故郷へ帰る決心をする「身軽さ」
  ・最後のリフォームで自分らしい暮らしを手に入れた「身軽さ」

などなど、自分らしく年を重ね、行動した方たちに取材し、ものとのつき合い、人や住まいとのつき合いなど、さまざまな視点からお話をうかがいました。

「人生の後半」に向けて、新しい気持ちで暮らしていくためのヒント集となっています。

「年を重ねるごとに、自分の足もとが見られるようになってきた」という石川さんの、生き方や暮らし方から「身軽」をとらえる本書。

入稿作業も大詰めです。

*登場していただく方や目次などは近日中にお知らせしたいと思います。→【その2up!

『あまちゃん』 の東京編を観ていると、「ぴっちぴちだな!」「若けえっていいな!」とか方言移り気味にうらやましい気持ちがわいてきます。そんななかで本書のゲラを読むと、いくつになっても新しいことをはじめられる可能性に胸がおどるのでした。

編集部A山

2013年5月2日木曜日

作家・加藤則芳さんのこと

『ロングトレイルという冒険』著者近影より

去る4月下旬、作家・バックパッカー、加藤則芳さんが永眠されました。小社では生きる技術!叢書で『ロングトレイルという冒険――歩く旅こそぼくの人生』をご執筆いただきました。

私が加藤さんと出会ったのは、長いご活動のなかではずっと最近のことで、難病指定を受けているALS(筋萎縮性即索硬化症)への罹患がわかる少し前でした。
温かいお人柄と静謐な水のように穏やかな語り口で、それまでのたくさんのご経験とそれに基づき敷設に尽力された信越トレイルのこと、これからの構想などお話いただいたことを覚えています。

闘病の間、常にご家族の負担のことを考えられ、「自分が後の世代に伝えられることをできる限りのこしていく」という思いから、自由がきかなくなってゆく身体で精いっぱいの活動をされていました。
「僕は格好つけたがりだから……」と照れながらも、紡ぐ言葉、人柄、すべてがほんとうに格好いい方でした。ピークを目指すだけではない山や森の歩き方、付き合い方――自然を愛する加藤さんの思いが次の世代へ受け継がれていくことを切に願います。

国内外での長年にわたる自然保護活動、多くの著作、日本では浸透していなかったロングトレイル普及と功績に敬意を込め、謹んでご冥福をお祈りします。

                                               編集局 秋山絵美

#加藤則芳さんのご活動については、以下のブログをご参照くださいますようお願いいたします。
『加藤則芳 ロングトレイルを行く -- 管理者:家人』→

2013年4月18日木曜日

ヘアケアPOP配布中です



先週発売となりました『おとなのヘアケア読本』(植木理恵・著 COMODO編集部・編)の書店様用店頭POPをご用意しました!

普段の手入れを公開していただいた
・宮本りえさん(モデル)
・槇村さとるさん (漫画家)
・chocolatさん(歌手)
・轟木節子さん(スタイリスト)
 4人の方をフィーチャーしたPOP、 ぜひ店頭でご覧ください!

2013年4月1日月曜日

COMODO新刊『おとなのヘアケア読本』発売!

今回は
<手を動かしながらケア方法ができるよう、ページを開いたまま読みやすい>ように、
ヨコに長いつくりになっています。

4月1日、新年度になりましたね。
さまざまな転機をむかえた方も多いことと思います。

当ブログでも春の訪れにあわせて、COMODOシリーズ新刊をお知らせいたします。

 ****

見本できました

☆4/12(金)発売
COMODOケアブック
おとなのヘアケア読本 いますぐはじめる健康な髪づくりと頭皮ケア
(植木理恵・監修 COMODO編集部・編)



年齢を重ねるほど、増えていく髪や頭皮の悩み。
きしみ、うねり、薄毛、頭皮の乾燥……。美しく健康的な髪を保つためには、正しい知識や日頃の頭皮ケアがとても重要。そしてやりすぎないことが何よりのコツです。

ただ、そもそも使用するヘアケア製品について考えてみると、
最近は、さもベストな選択のようにCMに踊る「ノンシリコン」というワードだったり、 「界面活性剤」とはなに? どんな種類があるの? という疑問、「薬用」は、皆に効果がでるの? 普段から気になることも多くあるのではないでしょうか。
そして、頭皮のケア。ほんとうに「効く」マッサージ法とはどのようなものなのか。

  •  まいにち続けられる簡単で正しいヘアケア
  •  おきてしまったトラブル解決
  •  体質に合わせたシャンプーの選びかた
  •  変化する髪とのつきあい方
はじめ、本書には自分のことだけでなく、家族やパートナーの髪と頭皮ともうまくつきあっていくためのヒントや考え方が満載です。

フケはどうして出るの?

ふろくは編集部座談会!

監修は、順天堂大学の皮膚科専門医として、髪や頭皮に悩みを抱え診療に訪れる人たちに、日々ていねいに答えておられる植木理恵先生。

◎ブックデザイン・漆原さん(tento)
◎イラスト・北原明日香さん
◎取材と文・吉田真緒さん

季節の変わり目、気になるトラブルのある方はぜひ、手にとってみてください。

****


さて、話は変わり、編集部A山は取材、そして取材へ、いろんな方々のご自宅でじっくり話をうかがいつつ、撮影の日が続いています。
 これから編集作業は佳境にはいるところで、また当ブログでも詳細をお知らせしていきたいと思います。

おおきく捉えると、
「人生を設計しない生き方」の本とでもいいましょうか、初夏刊行予定のCOMODOシリーズです。

ぜひご期待ください。

2013年3月26日火曜日

『それでもテレビは死なない』書評掲載



編集部A山です。

好評発売中の『それでもテレビは死なない』(奥村健太・著)、
奥村さんのラジオご出演も続き、書評でも取り上げていただいております。

3/25号 の『週刊文春』文芸図書館内の新刊推薦文
3/24(日)、北海道新聞の書評欄(評者・吉岡忍さん)
でご紹介いただきましたので、ぜひともご覧ください。

北海道新聞では、田原総一郎さんの新刊と合わせて、「現在メディア制作の現場が抱える問題」について触れられています。

クリックすると画像が拡大されます

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2013年2月26日火曜日

『それでもテレビは死なない』テレビディレクター・奥村健太さんの新著が発売となりました!



こんにちは。編集部のA山です。 本日は、当編集部発行の新刊をご案内いたします。

****

「テレビのいま」 をテーマに、テレビディレクター・奥村健太さん著
『それでもテレビは死なない――映像制作の現場で生きる!』  が2月26日に発売になりました。


それでもテレビは死なない
本作は、批判も多い現在のテレビ業界のなかで、逆風に負けじと企画と撮影、編集に勤しむディレクターの日々とこれからの番組制作についてを現場の視点から執筆いただいております。

たとえば、

――どうしてひな壇芸人の番組が、こうも増えてしまったのか?
――BSは、なぜ世界旅行などの旅番組が多いのか?

視聴者が触れるギモンをのぞいていくと、そこに制作会社とテレビ局、スポンサーとの関係性が浮かび上がります。そして、制作者の意図やジレンマも同時に顔を出す――時間と質との闘いの日々を真面目に、ときにはおもしろく熱をこめて書きあげていただきました!


「テレビは見なくても死なない」そんな嫌味も聞こえてきそうな本書のタイトルですが、
批判を引き受ける覚悟をもった1冊となっています。
隣接する業界に勤める方も、ものづくりの現場に興味のある方もぜひご一読を!

また、小社ホームページでは、著者・奥村健太さんのインタビューを掲載しています。
こちらも現場の目線でしか語ることのできないおもしろいお話が満載です。

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著者の奥村健太氏

↓↓↓↓↓外部サイト(gihyo.jp)へのリンク

「テレビなんてヤラセばっかり!」と思っている方々にも,制作現場のいまを知ってほしい―――― 奥村健太インタビュー



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****

そして、
ひとつ前の記事で、A藤より「生きる技術! 叢書」の展開についてご案内させていただいておりますが、
あらためて続報を当ブログよりお届けしていきますので、編集部を今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



2013年1月26日土曜日

2月の新刊は若林理砂さん『からだの教養12ヵ月』


 生きる技術!のA藤です。ひさびさのブログ更新となりましたが、今回は2月1日発売の新刊、若林理砂さんの『からだの教養12ヵ月──動き美人になる食とからだのレシピ』のご紹介です。




無駄な力を使っていない人の姿は美しい。
「あの人のからだの動き、しぐさはキレイだね」
そんなふうに言われる"動き美人"になるための
12ヵ月のメソッド。季節ごとの食養生レシピも。

 最近、医者にいくほどじゃないんだけど、疲れがとれなかったり、だるかったり、体のあちこちに痛みがあったり、なんだか調子がよくないんだよな……そんな声をよく聞きます。一部ではそれを「プチ不調」などと言ったりするようですが、実際こうした「プチ不調」の症状は、病気というわけではないので、病院で診てもらっても「いやー、検査してみましたが、とくに悪いところは見当たりませんね」くらいの診断しか得られなかったりします。

 それもまた道理で、世の中の病院は、「悪くなったところに対して処置をする」というのが基本なので、「いまはそれほどでもないけれども、ほおっておくと悪化する」状態の人に対しては、明確な治療をほどこすことはできないのです。これが言うところの「西洋医学の限界」ということでしょう。

 でも、こうした「プチ不調」に対しても有効な対応策を与えてくれるものがあります。それが東洋医学の養生法です。それは言ってみれば「治療よりも大切なのが養生」、すなわち「本当に悪化して体を壊してしまう前に、身体のメンテナンスを常に行って健康を保ちましょう」という医学です。

 『からだの教養12ヵ月』の著者、若林理砂さんは、この東洋医学を専門とする鍼灸師です。若林さんが目黒の住宅街にひっそりと開いている「アシル治療室」は、音楽業界では超有名なSさんとかMさんとかも体のメンテナンスに訪れるという(都合により実名はひかえさせていただきます)、知る人ぞしる超人気の治療室で、新規の申し込みは2年先まで埋まっているそうです。

 若林さんが提唱する健康法、ひとつの柱は東洋医学をベースとした食養生で、これは折々の季節に、体が欲するものをそのつどそのつど食べていきましょうというシンプルなもの。でもこの当たり前の食事を続けることが、健康を保つ一番の近道だとのことです。

 そしてもうひとつの柱が、古武術。実は若林さんは、古武術で有名な甲野善紀先生に15年来師事している、武術の心得アリの人なのです。甲野先生直伝の古武術をベースに、自らの稽古の積み重ねからあみだした独自の身体技法は、体のどの部分にも無理がかからずラクに動け、健康であるばかりか見た目にも美しい「からだ美人」をつくるメソッドです。

 本書は、その若林さんの養生法のすべてをあますところなく解説した、画期的な内容です。目次は以下のとおり。

■からだ稽古編■
1ヵ月目 正しい姿勢って何なんだろう?
2ヵ月目 無駄な力って、どれ?
3ヵ月目 ゆらぐ体を感じよう
4ヵ月目 「軸」を知る
5ヵ月目 無理なく座る
6ヵ月目 楽に立つ
7ヵ月目 上半身を固めず動かす(1)
8ヵ月目 上半身を固めず動かす(2)
9ヵ月目 歩く
10ヵ月目 なんであちこち痛くなるのか
11ヵ月目 呼吸と声
12ヵ月目 動くための解剖学

■食養生編■
食こそ養生のかなめ
東洋医学の身体観・自然観
梅雨
長雨
付録 常に食べる食材の性質

 立つ、歩く、呼吸するなど身体の基本動作トレーニングと、季節ごとの食養生の2本立ての養生法を根気よく続けていけば、いつのまにか自分のからだが変わっていることに気づく、食とからだのレシピ。本文中には、是澤ゆうこさんのかわいいイラストで、体のトレーニング法や食事のレシピが全編にわたって解説され、見た目にもたのしいつくりになっています。

 装丁はいつものようにアジール。今回は、ちょっとレトロな雰囲気もまといつつ、いまの時代の空気を感じさせるキュートなデザイン。この装丁に魅せられる方も多いのではないかと思います。。

 とくに女性の方にはおすすめの一冊です。ぜひ書店で手にとってみてください。

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 最後にご報告です。2011年6月より刊行開始いたしました「生きる技術!叢書」、不肖A藤が立ち上げからずっと担当してまいりましたが、春より現編集部からの異動を命じられました。A藤が担当する「生きる技術!叢書」は、この『からだの教養12ヵ月』が最後となります。1年半の短い期間でしたが、おかげさまで書店さま、読者のみなさまからのご声援にめぐまれ、ここまでやってこれました。みなさま方に感謝する次第です。

 今後「生きる技術!叢書」のラインナップについては、A山や、新たに編集部に加わったI東らが、随時新作のアナウンスをしていく予定ですので、今後ともよろしくお願いいたします。

 A藤は、来春からまた新しいプロジェクトを始動させる予定ですが、そのプロジェクトにご関心をお持ちの方がいらっしゃいましたら、A藤のツイッター @andorakia をフォローしていただけると、情報をお届けできると思います。

 では、引き続き「生きる技術!叢書」をご贔屓に!