2013年8月22日木曜日

『山伏ノート』が発売になりました!

今週より、いよいよ坂本大三郎・著『山伏ノート ~自然と人をつなぐ知恵を武器に~』が、謎めいたカバーイメージで発売開始となりました。山の上に5つのタマがぐるぐるとしているようにもみえますが、ヨコにしてみるとまた違った印象にもなります。いったい何なんでしょうか? ぜひ、本文を読みながら、いろいろと想像してみてください。イラスト(版画)部分は、実際のカバーでは、黒箔押しとなっており、手触りなども含め楽しんでいただければと思います。



先日、山形県の肘折温泉で「ひじおりの灯2013」スタディツアー『山を読む、二日間』(8月10日、11日)が開催されました。そちらの会場で、本書の先行発売が行われましたが、おかげさまでご好評いただき、多くの方に手にとっていただくことができました。





ひじおりの灯」は、今年で7回目を迎えるアートプロジェクトです。肘折地区と東北芸術工科大学の協力により、温泉郷の宿屋や商店の軒先に、美しい灯篭のあかりがともります。学生さんたちが製作した灯篭に加え、今年は、招待作家として、坂本大三郎さんの灯篭も吊るされました。湯治客の方々も、あかりのともる夜には、街のなかを歩きながら、灯篭にこめられた物語を楽しんでいる様子でした。(I東)